生命の住む星

 

今から40年程前の1979年、スイスのジュネーブで世界気象機関が主催した1つの重要な国際会議が開かれました。

それは世界気候会議で気候が人間の活動へどう影響するかを討論するものでした。世界中から気象学者が集まり、それぞれ研究成果を元に討論し、最終的に次の様な宣言を世界に発表しました。

化石燃料の使用、森林の破壊および耕地土壌の間違った管理で、この100年で地球の二酸化炭素濃度は15%上昇している、この状態が改善される見込みは薄く、中高緯度域での気温の上昇は一層進行するものと思われる。このような人間によって起こされる気候の変化は地域によってプラスに働いたりマイナスに働いたりするので、この問題は国際的な性格を持っている、そのため人為的な気候変化に関連した問題の解決には、これまで無かったような世界規模の協力が、気候変化の影響、解明、対策の各部門について必要である。

1985年には29カ国の科学者が、中欧オーストリアの都市フィラッハに集まり、地球温暖化の警告と防止のために政策決定者の理解と参加を呼びかけました、1988年にアメリカで起こった大旱魃の時には、アメリカ人学者のハンセンが「1980年代の気温上昇は温暖化が関係している」と発言して世界を驚かせました、この年にカナダのトロントで行われたG7の後にトロント会議が行われ、二酸化炭素排出量の削減についての討論が行われた。

この様な気象科学分野での流れを受けて世界気象気候と国連環境会議このたが協力して「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が設立されました、この組織は気候変化の化学的解明だけでなく対策や影響も対象にしています、IPCCは世界の科学的な知見を纏め世界に広めることで政策決定のための判断材料を提示しています。

科学者たちは経済発展によって生じている環境変化にによる生物の絶滅に目を向けるようになりました、1992年6月にブラジルのリオデジャネイロで国連環境開発会議が160カ国以上と2万人以上の人を迎えて開催されました。この会議で地球環境を守る世界の流れを左右する重要な「1992年リオ宣言」が纏められ155カ国が承認しました、国連環境開発会議の主要な考えの1つが「持続的な発展」でした、これは未来世代の可能性を損なうことなく現世代の要求も満たすように発展していくという意味のようです、しかし誰が未来世代の権利を代弁して主張していくかについては十分話し合われていないようです。このため世界の経済活動はより良い生活を目指して勢いを増しています、メディアが報じているように二酸化炭素濃度は少しずつ上昇し、大気汚染は広がり、森林伐採も続いています。

数多くの地球の悲鳴の中で最大の問題は化石燃料の大量使用による温暖化です、それは地質時代に進行した地球温度の変化を10倍~20倍の速度で巻き戻す事になるからです、多くの生物は緩やかに起こる気候の変化に適応して進化してきましたが、現在の温暖化は速すぎて多くの生物は適応できず絶滅していく心配があります。そのゆえ今人間が引き起こしている温暖化は過去の大絶滅を引き起こした天変地異に匹敵するほどの大事件です。

この大事件を許容される範囲で止めるには、生態系が持続可能な範囲に温暖化を抑える必要があります、次に地球環境と地球生態系と持続的に共生できる人間圏を目指すことが大切です、この目標を達成するためには私達が地球環境の居候である事を認め科学技術がどう進化しようとも地球生態系なしでは生存できない事を理解しなければなりません、この事は地球は有限であり、環境と生態系を維持できる範囲でのみ人間活動も許されることを意味しています。

お勧めサイト

良いサイトを見つけたので共有します。
人間活動の影響で地球から消えた動物は数知れません、この悲劇をこれ以上起こさない為にも、今絶滅の危機にある生き物の存在を知り、共存する方法を探しましょう。

絶滅危惧種の一覧表

今後も面白いサイトを見つけたら紹介していきます。